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素直じゃないなぁ・・・
「すごく心配したんだから。」
城を飛び出して随分遠くまで来たけど。
この世界にたった一人になったような心細さ、
・・・長い間感じていなかった感覚。
忘れていられたのはきっと、あの人がいたから。
そして、たくさんの仲間たち。
きっと帰って一言「ごめんなさい」って言えば済むこと。分かってる。
でも、それはなんだか・・ね・・。
「・・・素直じゃないなぁ。」
ポツリと呟いて空を見上げる。
どこまでも青い空。
一緒にベランダで手をつないで見上げたのは
おとといのことだっただろうか。
確かに、ちょっとした悪戯で勝手に知らない世界に行って、
すごく危険な目にあって。かなり危ないところを助けられて。
そりゃ、叱られても仕方ないって分かってるし、
反省するまでって魔法で子供の姿にされて
なかなか戻してくれなくて、本当に子供みたいにヘソをまげてしまって。
「その姿も可愛いじゃない?」
なんてからかうもんだから、大声で「バカーっ!!」って叫んで外に飛び出した。
どうやら叫んだ弾みで魔法を弾いちゃったみたいで。
元の姿に戻って走って走って、いつの間にか町の外れまで来ちゃったみたい。
「お嬢さん、こんなところまで来てどうするつもり?」
不意に声をかけられて振り返るとそこには魔法使いの姿。
どうだっていいでしょ!って叫ぶ前に抱きとめられた。
「すごく心配したんだから」
頭を包み込む様に触れられた手が暖かい本当は嬉しいのに、何故笑えないんだろう
素直じゃないなぁ・・・
ドリー夢3。お話になってますから・・・(笑)